カブの旅① ~畑の棚田を見たい!~
2006年 07月 17日
せっかくの3連休なのに何処へも出かけないのはもったいない。そんな思いに駆られて、日曜日、日帰りのカブの旅に行ってまいりました。
目的地は琵琶湖西岸安曇川上流に位置する高島町の畑(地名です。作物を育てる畑を見に行ったわけではありません)。山の上にあるものすごい小さい集落です。地図で見ると消え入りそうな薄い文字で「畑」と書いてあります。
なぜこんな辺境の地へ行こうとしたのか?
それはズバリ棚田を見たかったから。
「畑の棚田」は日本の棚田100選(そんなのあったのね)に選ばれた美しい棚田なんですって。以前、体育館の帰り道、電車の中でTakaさんが持っていた本を見せてもらいましてね。その中にこの美しい棚田の写真が載っていて、いつか行こうと思っていたんです。
交通手段はホンダが世界に誇る超低燃費長寿命多積載能な騒音マシン「スーパーカブ」
畑までは京都から国道367号線を北上するルートを選択。この道は若狭路もしくは鯖街道とも呼ばれている。若狭地方で獲れた魚貝類などを京都に運ぶために整備され、中でも鯖が多かったために鯖街道と言われるようになったんだってさ。
この歴史ある道を現代科学の結晶であるスーパーカブが「ぶぃぃ~ん」と銀バエにもアブにも似た下品な音を立てて突き進む。
この道、途中まではカルロスが琵琶湖周辺で魚採りをしたときお世話になったんです。だからとっても懐かしかった。抜け道もいくつか知っているので、久しぶりに通ってみる。→の写真のような細い道がカブの得意な道なんです。カブの天敵は広い道で追い越していく車ですからね。車が通りにくいこんな細い抜け道が実は走りやすいわけ。
途中トンネルの手前でスイカとモモの激安販売をしていた。まだ行きの道中、さすがにスイカはきついのでモモを6個購入。
500円
無事に京都まで持ち帰れたのは4個。残りはカルロスに食べられちゃいました
順調に鯖街道を北上。途中、栃生というあたりでは鯖寿司のお店が立ち並んでいた。鯖街道の由来を実感。
ここいらで雨が降り出しました。最初はポツポツ。「まぁ、雨が降れば濡れるもんだ。仕方ない」の精神で強気に走らせる。ところが急にどしゃ降りの雨に変貌。自然の流れに任せよう、の精神は早くも崩壊し、逃げ込むようにお昼ご飯の予定地「くつきそば永昌庵」へ。
ここではうまいと評判の「おろしそば」と地元の郷土料理「栃餅」をいただきました。
こちらが「おろしそば」。
大根おろしがたっぷりでサッパリした味。めんつゆをぶっかけて豪快にいただきます
(この荒々しい食べ方、というか荒々しいカルロスを皆さんにも見てもらいたかった)
ただし、そば通のカルロスを納得させるそばではありませんでした。コシはあってもそばの香りが全くしない。また、切り方が太すぎる。これでは喉ごしを楽しむことができない。そばに関しては、「あ~、信州のそば食べたい」という思いが募る残念な結果でした。
これが「栃餅」。
その名の通り、栃の実が入った餅。カリっとした表面をかじると中に独特な風味のある黒っぽいお餅が入っている。とろっとしていておいしかったです。
こちらは納得の味
さて、腹ごしらえを済ませると雨は小降りになっていた。目的地の畑に向かってさらにカブを走らせる。実は鯖街道から畑に向かうルートでは、細い峠道を通って山を越え、琵琶湖側に出なくてはならない。
畑の棚田には簡単には行けない。
これまでにも何人もの探検隊が志半ば、命を落としたとか落とさなかったとか。でもつらい道のりであればあるほど、着いたときの感動は大きい。実際、山奥にポツンと現れた畑の集落は昔のままの姿を残し、それは美しいものでした。
長くなってしまったのと暑くてもう耐えられないので、続きはまた次回。
棚田の美しい風景写真、お楽しみに。
今、図書館のパソコン室から更新しているんですけど、なんでこの部屋こんなに暑いの!
冷房もいれないで窓閉切り。しかも満席。サウナに入っているみたい・・・
だぁー!もうダメ!バイチャ
目的地は琵琶湖西岸安曇川上流に位置する高島町の畑(地名です。作物を育てる畑を見に行ったわけではありません)。山の上にあるものすごい小さい集落です。地図で見ると消え入りそうな薄い文字で「畑」と書いてあります。
なぜこんな辺境の地へ行こうとしたのか?
それはズバリ棚田を見たかったから。
「畑の棚田」は日本の棚田100選(そんなのあったのね)に選ばれた美しい棚田なんですって。以前、体育館の帰り道、電車の中でTakaさんが持っていた本を見せてもらいましてね。その中にこの美しい棚田の写真が載っていて、いつか行こうと思っていたんです。
交通手段はホンダが世界に誇る超低燃費長寿命多積載能な騒音マシン「スーパーカブ」
畑までは京都から国道367号線を北上するルートを選択。この道は若狭路もしくは鯖街道とも呼ばれている。若狭地方で獲れた魚貝類などを京都に運ぶために整備され、中でも鯖が多かったために鯖街道と言われるようになったんだってさ。
この歴史ある道を現代科学の結晶であるスーパーカブが「ぶぃぃ~ん」と銀バエにもアブにも似た下品な音を立てて突き進む。
この道、途中まではカルロスが琵琶湖周辺で魚採りをしたときお世話になったんです。だからとっても懐かしかった。抜け道もいくつか知っているので、久しぶりに通ってみる。→の写真のような細い道がカブの得意な道なんです。カブの天敵は広い道で追い越していく車ですからね。車が通りにくいこんな細い抜け道が実は走りやすいわけ。
途中トンネルの手前でスイカとモモの激安販売をしていた。まだ行きの道中、さすがにスイカはきついのでモモを6個購入。
500円
無事に京都まで持ち帰れたのは4個。残りはカルロスに食べられちゃいました
順調に鯖街道を北上。途中、栃生というあたりでは鯖寿司のお店が立ち並んでいた。鯖街道の由来を実感。
ここいらで雨が降り出しました。最初はポツポツ。「まぁ、雨が降れば濡れるもんだ。仕方ない」の精神で強気に走らせる。ところが急にどしゃ降りの雨に変貌。自然の流れに任せよう、の精神は早くも崩壊し、逃げ込むようにお昼ご飯の予定地「くつきそば永昌庵」へ。
ここではうまいと評判の「おろしそば」と地元の郷土料理「栃餅」をいただきました。
こちらが「おろしそば」。
大根おろしがたっぷりでサッパリした味。めんつゆをぶっかけて豪快にいただきます
(この荒々しい食べ方、というか荒々しいカルロスを皆さんにも見てもらいたかった)
ただし、そば通のカルロスを納得させるそばではありませんでした。コシはあってもそばの香りが全くしない。また、切り方が太すぎる。これでは喉ごしを楽しむことができない。そばに関しては、「あ~、信州のそば食べたい」という思いが募る残念な結果でした。
これが「栃餅」。
その名の通り、栃の実が入った餅。カリっとした表面をかじると中に独特な風味のある黒っぽいお餅が入っている。とろっとしていておいしかったです。
こちらは納得の味
さて、腹ごしらえを済ませると雨は小降りになっていた。目的地の畑に向かってさらにカブを走らせる。実は鯖街道から畑に向かうルートでは、細い峠道を通って山を越え、琵琶湖側に出なくてはならない。
畑の棚田には簡単には行けない。
これまでにも何人もの探検隊が志半ば、命を落としたとか落とさなかったとか。でもつらい道のりであればあるほど、着いたときの感動は大きい。実際、山奥にポツンと現れた畑の集落は昔のままの姿を残し、それは美しいものでした。
長くなってしまったのと暑くてもう耐えられないので、続きはまた次回。
棚田の美しい風景写真、お楽しみに。
今、図書館のパソコン室から更新しているんですけど、なんでこの部屋こんなに暑いの!
冷房もいれないで窓閉切り。しかも満席。サウナに入っているみたい・・・
だぁー!もうダメ!バイチャ
by tk-evergreen
| 2006-07-17 16:23
| 自然